560束

2007年4月24日
午前中、1束100冊入った冊子が、560束事務所に納品される事になっていました。

本社の手違いで、狭い支店に大量の荷物が届く事になり、みんな「そんな大量の荷物、どーすんの!?」って怒りつつも、前日に受け入れるスペースを確保して待ってました。

運送会社から事前に確認の電話が入ったし、てっきり数人体制で一気に運び入れるのかと思っていたら、
何と来た方は1人。
事務所の配置や扉の位置から考えて、1人で台車で搬入するとおっしゃる!
「・・・無理でしょ?応援頼むでしょ?」
と思ったけど、
彼は4時間半かけて、駐車場に止めてあるトラックと支店を往復し、搬入しちゃったのでした。

表情1つ変えず、たんたんと搬入する姿がとても印象的でした。
途中、飽きた顔したり、イライラして怒った顔したり、休憩取ったりするものだと思うけど、
一切そういうのがなくて。

最後の搬入が終わった時は、手伝いもしなかった私が感動するほどだったのに、
「受領書に押印お願いします。」の一言で、
「ハァーーー」とか「フゥーーー」と言った「終わったぞぉ!」という意味合いのため息もつかず、でした。

これってプロ根性なのかしら。

何か1つリアクションしてくれたら、
「あぁ、達成感感じたのかなー」と私も思えるけど、
何もなければ
「彼は達成感を感じたのだろうか?感じたとしたら、影でどう表現しているのだろうか?」
と、とても気になります。




結局、支店に運び込まれた荷物も、別の運送会社によって荷だしされ、
あるべき場所へ送り届けられるのですが。

これを彼が知ったら、さすがに凹んだ表情を見る事ができるかもしれないけども。

何とて、こういうお金も時間もかかるムダな手配をする本社が情けないなぁって思った1日でした。

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