残ったもの。

2006年1月27日
2年半前に仕事の内容が大きく変わった。
それは2年後の会社の状況を見据えてのこと。
「2年後」の事なんて誰も分からない。アウトラインもぼやけている。
説明も不十分なままの、手探りの状況にほおり出されて、納得が行くはずがない。
それでも「会社が決めた事」には逆らえず、小さな抵抗心を持ったまま月日が流れました。
今まで関わった事のない、私の会社の事を実は苦手と思っているだろう人に週に1回会わねばならなくて、結構辛かったです。
「自分のしている事に意味あるのかなー、何やっているのだろう?」なーんて思う事すら当たり前になって、考える事ももうやめた。
その「2年後の会社の状況」がどうなるのかを待つ事でバランスを保って。

それがもう近づいてきました。
事務所の引越し等や新会社設立準備が慌しくなり、その週1回の出張は一時取りやめになって早一ヶ月。
私は今日、久しぶりにその出張へ行ってきました。挨拶もロクにしないまま取りやめになったのが引っかかっていたので。

行く先々で「どうしてるのかと思った。」「体調崩したのかと思った。大丈夫ですか?」といろんな方が温かい言葉をかけてくださった。
予想外のことですごく嬉しかったです。その人達の生活にちゃんと私がいたのだと思うと嬉しかった。

「している事に何の意味ない。残るものはない。」と思っていたけれど、唯一残ったのは今日の1日かもしれません。

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